【最終回】博士課程修了に向けて

今回で、ブログの更新は一旦終了します。当面は博士論文執筆のみにフォーカスを絞り生きていきます。英語で書きますが、過去の検討では何度も失敗をしています。私の才能では、ちょっとやそっとじゃうまくいかないことが分かりました。なので、このブログを継続する事は難しくなります。どうかご理解下さい。このブログを通してSTADも、私も、成長を遂げることができたと考えています。読者の皆様、本当に本当にありがとうござ ... 続きを読む

富山学会の報告

富山で開催された言語聴覚学会で発表してきました。私の人生史上、最大規模の研究となりました。標準化されたスクリーニングに足り得るエビデンスレベルの高い報告をできたと思います。これもSTAD標準化試験に参加下さった現場の言語聴覚士の皆様のお陰です。本当にありがとうございます。また、発表後にご質問を頂きましたM先生ありがとうございました。皆様のご尽力を必ず成果に繋げられるよう今後も努力を続けていきます。 ... 続きを読む

STADがメインストリームに移行できるか?

STAD試験にご協力頂いた言語聴覚士から写真を貰いました。”うちの言語室の写真を1枚。引き出しは上から使用頻度の高い順に並んでいます。”なんと、STADが最も上に。そう言われてみれば、確かに私の臨床でも、STADを使う頻度は最も高いです。(それにしても、なんとも整頓されたST室で羨ましい)===STADがどのように普及していくのか?「キャズム」ジェフリー・ムーアを読んでおりました。ある製品が広まっ ... 続きを読む

今後は、私の博士課程修了に向けてSTAD研究に専念したいのでこのブロクの更新は近日で終了となります。そこで、最後に、これまでブログを読んで下さった御礼としてSTAD評価マニュアルを購入された言語聴覚士にはプレゼントを贈呈したいと思います。何が良いかな?と、考えましたが、・頭部MRI(T1/T2/フレア/DWI)画像の見分け方はいかがでしょうか?過去には、STAD標準化試験にご協力頂いた言語聴覚士「 ... 続きを読む

STAD評価マニュアル出版日決定

ブログの更新が一日遅れてすみません。昨日は原稿の最終チェックのためインテルナ出版社に伺いました。4.5畳程度の個室に籠もり遅くまで校正を行った関係でニュースレターまで手が回らない状態で・・・お陰で仕事は進みましたので、いよいよ、STAD評価マニュアルの出版日も決定しました。^^^^^^一般の発売は、・6月26日(火)からとなります。ただし、富山で行われる言語聴覚士学会の会場にある店頭に限り・6月2 ... 続きを読む

ブログの更新が、一ヶ月滞っていた理由・・・

4月から約一か月間ブロブの更新が滞っていました。この間、私が何をしていたか?というと・・・===ひとつは、STAD研究です。私の人生史上、最大規模の研究となりました。これまでの一連の研究によりSTADデータのサンプルサイズは、・計500例を上回る見込みです。例えば、他の標準化された検査のサンプル数を比べてみても、・SLTA:350例・WAB:235例ですので、充分なサイズになったと思います。私の念 ... 続きを読む

第19回日本言語聴覚協会で発表します!

富山で行われる全国学会に、無事、採択されました!!■リンク|ST学会ホームページ登録番号:10052演題名:言語障害スクリーニングテスト(STAD)のカットオフポイントの検討そして、先週には「新八千代病院」にてSTAD勉強会&研究説明会をやらせて頂きました!現在、いくつかのプロジェクトが同時進行しています。そちらに僕の持っている全てのエネルギーを集中したいのでしばらくブログはお休みします。プロジェ ... 続きを読む

効果的なSTAD導入法

STAD導入の効果は「時期別」に異なるようです。1週間後:患者の障害に注目しやすくなる1ヶ月後:日々の臨床に取り入れやすくなる1年後:実習で訪れる学生指導に助かるとのことでした。(言語聴覚士S.O様岐阜急性期勤務)しかし、「STADを申請したけど、結局、一度も使わないで捨ててしまった・・・」ということがないように、「STADを効果的に導入するポイント」について提案です。=============ポ ... 続きを読む

沖縄開催!STAD講習会

千葉は少しずつ暖かくなってきました。花粉ありですが。。。皆様の地域にはいかがでしょうか?STADの申請は、北海道~沖縄まで各地からいただきます。全国のどこからでもアクセスできるWebの特性も現れていますが、先週末には、なんと、「沖縄」でSTADの講習会が開催されました!!===講師は、熊本保健科学大学教授小薗真知子先生いつも本当に世話になっています!熊本の言語聴覚療法のパイオニアです。患者だけでな ... 続きを読む

非言語検査と予後予測

今回は、よく頂く質問「非言語検査で何が診れますか?」に答えます。要するに、・非言語機能を診ます・次回以降の臨床の選択や予後予測に関わりますということです。===論文には非言語検査の目的を下のようにまとめました。ザッと眺めてください。■■参照:言語聴覚研究6巻1号■■■アイコンタクト:意識障害・注意障害・半側空間無視■見当識:意識障害・記憶障害・認知症■手指模倣:失行・構成障害・半側空間無視・認知症 ... 続きを読む
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