STADがメインストリームに移行できるか?

STAD試験にご協力頂いた
言語聴覚士から写真を貰いました。



”うちの言語室の写真を1枚。
引き出しは上から使用頻度の
高い順に並んでいます。”

STAD


なんと、STADが最も上に。

そう言われてみれば、確かに私の臨床でも、
STADを使う頻度は最も高いです。

(それにしても、なんとも整頓されたST室で
羨ましい)

===
STADがどのように普及していくのか?



「キャズム」ジェフリー・ムーア



を読んでおりました。

キャズム


ある製品が広まって行く過程で
ユーザー層は時期によって異なるそうです。



初期には、
「ハイテクオタク」
「ビジョン先行」派
です。



STADは日本ではまだ
新しい検査なのに

興味を抱く、STADユーザーの性格は、

・新しいもの好き

・好奇心が旺盛

・勉強熱心

の何れかだと考えられますが
いかがでしょう?



一般に製品が広がる際に
ネックとなるのは、



この新しいもの好きの少数派から
大多数派(メインストリーム)に移れるか?

であり、

この溝を「キャズム(深く大きな溝)」と
著者はしています。



初期のユーザー層の製品を用いる理由が
「興味がある」派に対して

メインストリーム層は
「みんなが使っているから」派です。



この違いはとても大きいので

STADがメインストリームに移行できるか?

が日本では今後の課題となりそうです。



===

STAD評価マニュアルが
発売されます。

今回の出版がこのキャズムを越える
施策の一つとして有利に働くことは

間違いありません。



☆☆

STAD評価マニュアルの発売は、

・6月26日(火)~

ただし、言語聴覚士学会の店頭に限り

・6月22日(金)・23日(土)

先行発売されます。

富山の学会場では、ぜひ手に取ってみて下さい。

☆☆
STAD評価マニュアルを
購入された言語聴覚士には

プレゼントを贈呈します。

詳しくはこちら

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