“臨床力を高める秘訣は
ちからのある文献をたくさん読むこと”
かつての私の上司である藤谷順子先生から
教わったことです。
臨床力を高めたいと考える
言語聴覚士には必須ではないでしょうか。
以来、臨床で生じる疑問には
積極的に文献にあたるようにしています。
本を出版するまでには
多くの労力が加わりますし
本には著者の思想や哲学が
詰め込まれて凝縮しています。
しかも、その分野のスペシャリストによって
提供されるものが
5,000円、4,000円で手に入るなら
圧倒的にコスパがいいですよね。
最近、私の周りの言語聴覚士の間で
評判が高い本をを紹介します↓
言語聴覚士のための 摂食嚥下リハビリテーションQ&A -臨床がわかる50のヒント-
嚥下の著書は、
医師・看護師が書いたものや、
海外の著書を翻訳されたものも多いです。
しかし、この本は
・STの視点でSTに向けて
書かれてあるので日本の言語聴覚士に
ダイレクト伝わります。
また、ページの末尾には
引用文献が振ってあるので
嚥下を研究する言語聴覚士
にとっては必読でしょう。
ちなみに、著者は
福岡達之くん
第3回 言語聴覚研究 優秀論文賞 の受賞者で、
私は 第2回 なのですが、
受賞式で一緒に登壇しました。
(その後、がんリハ研修で一緒になったことも)
年齢は僕と同じくらいで
出版もされて
凄い!とリスペクトします。
なにせ、本を出版することは
大学時代からの憧れでしたから。
なので私も
出版してみようと思います。