こんにちは。STAD開発者の荒木です。
このブログを読んでいる方には、
現在論文を書いている、あるいは、将来的にチャレンジしてみたい!
って言語聴覚士もいると思います。
なので、論文執筆でつまずきやすい点について解説します。
論文書くって、しんどいです。とりわけ、「査読対応」がきついです。
これから論文を書く言語聴覚士は、「そういうことがあるのか」と、
覚悟しておくだけでもずいぶん楽になるので、以下の点を知っておくことをお勧めします。
査読とは?_投稿した論文を編集者らが評価する。
編集者らの評価に基づいて論文が、「採用!」「修正!」「不採用!」となります。
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「採用!」の方
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おめでとうございます!!
あなたの研究が、学術的に正当性であると、
専門家に認められたということです。
学会発表までで終わるSTが多いなか、
ここまでこられる方は本当に凄いと思います。
自信をもってください。
よく頑張りました、マル。◎。
すばらしい実績となることでしょう!
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「修正!」「不採用!」の方
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あなたが思うことは、きっとこうです。
「誤解されている!なんで分かってくれないんだ!」
それでね、
怒ったり、他人のせいにしたり、
落ち込んだり、涙があふれたりする気持ち、
良く分かります。
でも、大丈夫です。
「論文を投稿できた」、ということが凄いんですよ。
チャレンジするスピリットがステキです!
僕なんかはもっとひどく言われていますよ。
あるアメリカの学会の査読者コメント
「この研究は、限定的で、でたらめな方法で行われているということを、荒木が認識する必要がある(やや意訳)」
なかなか、言ってきますねー(笑)。
でも、前向きに、修正していきましょう。
その時のポイントです。
多くの若手研究者が陥りやすいので、絶対に、押さえておいてください。
それは何かというと、「徹底的に査読者のコメントを読む」ということです。
プリントアウトした用紙がボロボロになるまで、徹底的に読み込んでください。
英語ならば、不明単語が無くなるまで調べて、何回も読むことをお勧めします☆
すると、
・どこまでは伝わったのか?
・何を暗示しているのか?
・査読者が何を欲しがっているのか?
などが分かってきます。
批判されることもありますがが、
「偉い先生に読んで貰えてラッキーだ!」
と思うようにしましょう。
☆これで論文は確実に良くなります☆
次に大事なのが、カバーレター、なのですが、これはまた別の機会に☆
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